クレジットカード
クレジットカードの歴史
世界初のクレジットカード会社はダイナースクラブで、当時からアメリカにあったハウスカードのシステムを拡大し利用できる加盟店を増やして、現金を持っていなくてもショッピングができるようにしたのが始まりだ。日本でも1960年には日本ダイナースクラブが設立いる。その後日本初のクレジットカードは丸井から発行され、1961年にはJCBカードの前身である日本クレジットビューローが設立いる。1966年には旧日本信販(現三菱UFJニコス)も信販会社として初めてクレジットカードの発行を始め、その後急速にクレジットカードの普及が広まることになる。2008年ころからは貸金業法改正の影響もあり、業界の再編成が加速し、合併などによりクレジットカード発行会社が淘汰されている。
入会から発行まで
クレジットカードを利用するためにはクレジットカードの申込を行い、審査を通過する必要がある。クレジットカード会員となるための信用状況をクレジットカード会社が判断する必要があるからだ。クレジットカード審査では申込書に記載された内容や、過去の利用実績(クレジットヒストリー)を参考に返済能力が判断される。審査を通過するとクレジットカードが郵送され、却下された場合には却下状が送付される。カード利用方法と支払
クレジットカードで買い物をする場合はそのクレジットカードが利用できる加盟店で商品を購入する必要がある。具体的な利用方法はショッピング利用では商品代金を清算するときにクレジットカードを提示して利用回数を指定する。商品はクレジット端末機でオーソリゼーションを受け、その承認後に持ち帰りが可能となる。クレジットカードを利用した場合の支払方法には1回払い、2回払い、分割払い、リボルビング支払い、ボーナス 1回払いなどがある。しかしすべてのクレジットカードでこれらの支払方法が利用できるわけではない。リボルビング専用カードなど特定の支払いしかできないクレジットカードもある。
クレジットカードのサービス
クレジットカードのサービスで代表的なものにはポイントプログラムがある。一般的には1000円のショッピング利用で1ポイントが付与され、200ポイントで1000円相当の商品に交換できるのが標準だ。ポイント付与は100円単位や200円単位のクレジットカードもあり、ポイント還元率は標準が 0.5%だが、1%を超えるものもある。クレジットカードには保険が付帯されている。代表的な付帯保険には盗難保険や海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険などの旅行傷害保険などがある。そのほかにもショッピング保険やシートベルト保険なども付帯されるクレジットカードもあり、付帯保険はカードによって付帯される補償内容は違っている。
国際ブランド
クレジットカードの国際ブランドはVISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、ディスカバーがアメリカのブランドだ。日本ではJCBが唯一の国際ブランドとなっている。中国の銀聯カードも国際ブランドだが中国ではデビットカードのブランドとして利用されている。国内ブランドとの違いは海外にも加盟店があるということだけで、カードの機能としては変わりはない。クレジットカードの種類
発行の形態によってクレジットカードはいくつかの種類に分けられる。プロパーカードはクレジットカード会社が単独で発行しているカードで、サービスの提供もカード会社だけとなる。提携カードは企業と提携したクレジットカードで、提携先でもサービスが提供されプロパーカードと同様にクレジットカード会社の加盟店であればどこでも利用が可能だ。利用先が限定されるクレジットカードはハウスカードや代行カードと呼ばれている。クレジットカードには単独で発行できない子カードもある。家族カードやETCカード、電子マネー用のICカードなどが代表的なものだ。子カードは基本となる親カードに付随して発行されるクレジットカードで、支払いも親カードの登録口座から行われます。
クレジットカードのグレード
クレジットカードにはグレードがあり、一般カードの上位カードとして、ゴールドカード、プラチナカード、プレミアムカードが存在している。グレードが高いほど年会費も高く、サービスの質も高いという特徴がある。ゴールドカード以上のグレードでなければ提供されないサービスの代表としては空港ラウンジサービスがある。クレジットカード会社の系列
クレジットカードを発行する会社には業態によって系列があり、発行するクレジットカードのサービスにもそれぞれ特長がある。銀行系クレジットカード会社や信販系クレジットカード会社は標準的なサービスを提供するクレジットカードが多く、歴史的にも設立が古いので加盟店ネットワークも充実しているという特長がある。流通系クレジットカード会社は親会社の集客が主な目的で設立されているため、提供するサービスも親会社の店舗での割引などの特長がある。交通系クレジットカード会社も流通系と同様に親会社に関連したサービスを提供している。そのほかにも消費者金融会社やメーカー系のクレジットカード会社など多くの業種でクレジットカードが発行されている。